当院の歯周病治療について
feature1歯周病（歯槽膿漏）とは
歯周病とは、炎症によって歯の周囲の歯ぐきや、歯を支える骨が壊されてしまう病気です。多くの場合、自覚症状に乏しく、気づいたときには重症化しているというケースが珍しくありません。
また虫歯と違い、一本単位で進行するのではなく、複数の歯で進行していくことが多いため、放置すると多数の歯を失うことにつながります。
歯周病は、早期発見・早期治療・予防がとても大切です。自覚症状がなくとも、是非ご相談ください。
feature2歯周病の検査
歯周病の正確な診断を行うには、精密な検査が重要です。当院では初回に、カメラによるお口の中の写真撮影・歯周精密検査・14枚法レントゲン写真を行います。初回の検査をしっかり行うことで、治療後との比較・評価をわかりやすくご説明することができます。
feature3ブラッシング指導
歯周病は、歯科医師だけで治す病気ではありません。歯周病の原因はお口の中の細菌です。そのため、普段の歯みがきと大きな関わりがあります。
原因であるお口の中の細菌数を、可能な限り減らしていくために、適切なブラッシング方法をお教えし、サポート致します。
feature4歯周病専門医による治療
一般的な歯科医院では、重症の歯周病の場合、早期に抜歯とされてしまうことが多いのが現状です。当院では、歯周病専門医による精密検査・診断を行い、治療可能であれば積極的に歯を残す治療を行います。
マイクロスコープを用いた精密治療、歯周外科治療や歯周組織再生療法といった、多くの歯科医院ではあまり行われない治療も、数多く行っております。
- 歯周病専門医とは
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福島県内の歯周病専門医は2022年現在、9名おります。
当院の歯科医師、北見瑛一は日本歯周病学会認定 歯周病専門医の一人です。
歯周病専門医とは、「特定非営利法人日本歯周病学会」が認定した資格です。
日本歯周病学会が認定する資格としては、「認定医」「歯周病専門医」「指導医」「認定歯科衛生士」があります。歯周病専門医を持つ歯科医師の割合は、全歯科医師総数のわずか1％ほどです。
歯周病は罹患率が高い病気であるにもかかわらず、専門医の数はまだまだ少ないというのが現状です。 -
歯周病専門医の取得にはいくつかハードルがあります。
歯周病専門医として認められるには、まず「歯周病学会認定医」の資格を取得しなければなりません。
認定医を取得するには、学会が指定した研修施設3年以上研修を行なう必要があります。
歯周病治療を行なった症例1例を学会に提出し、書類審査を受けたのち、認定医試験に合格した者が「歯周病学会認定医」の資格を得ることができます。 -
「歯周病専門医」を取得するには、認定医を取得後、さらに最低2年の研修を経て専門医試験に合格する必要があります。
この試験は、重症の歯周病治療及び歯周組織再生療法などの高度な治療を含む10症例を学会に提出し書類審査を受けます。さらに、その中から選んだ1症例をプレゼンテーションし、試験官による厳しい質疑応答を受けなければなりません。
書類診査とプレゼンテーション試験の両方に合格すると、晴れて「歯周病専門医」を名乗ることが可能となります。 -
歯科医師免許は一度とってしまえば、基本的に永久ライセンスです。しかし、歯周病専門医は5年ごとに更新が必要です。資格を維持するためには学会への参加や発表、技術の研鑽が求められます。常に最新の知識や技術をアップデートし続けなければならない資格なのです。
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また、歯周病専門医の特徴として、「広告に標榜可能な資格である」ことが挙げられます。
歯科の業界では、「お金を払ってセミナーに参加するだけで得られる、認定資格のようなもの」が存在します。そういった資格は、医療法によるの厳密な規制により、本来広告に標榜することが禁止されています。「歯周病専門医」は広告への標榜が法的にも認められている、数少ない資格の一つです。 -
以上のことから、歯周病専門医は、日本歯周病学会が『歯周病の知識と技術が一定の水準に達している歯科医師』とわかりやすい形で認定したものであると言えるでしょう。
feature5日本口腔インプラント学会専門医による施術
残念ながら抜歯になってしまった場合、インプラントを含めた様々な選択肢をもとに、噛む機能の回復治療を行います。当院では、都内にて難症例を数多く経験してきた、インプラント専門医による治療を提供しております。多数の歯を失ってしまったり、骨が少なくインプラント治療を断られてしまった方でも、ほとんどの場合対応が可能です。お気軽にご相談ください。
