年齢のせいで歯が抜けることはない！ 歯が失われる原因とは？
皆さま、こんにちは。
郡山市安積町にある「北見歯科医院」です。
「歳をとったから……」と、歯を失ってしまったのは年齢を重ねたからだと思っている方がいらっしゃいますが、それは間違いです。
歯は、加齢が原因で抜けることはありません。
歯や歯ぐきなどの歯周組織の健康状態がよければ、何歳になってもご自分の歯で快適に生活することができます。
今回は、歯を失ってしまう原因についてご説明します。
歯を失う原因の1位は「歯周病」
日本では、成人が歯を失う原因で最も多いのは「歯周病」です。
歯周病は、初期のうちは歯ぐきが炎症するだけですが、進行すると歯を支えている骨を溶かしていきます。
重度の歯周病になると、歯を支えきれなくなって抜け落ちてしまうのです。
症状がひどくなると、治療の途中で抜歯せざるを得なくなるケースもあります。
日本人の約8割が歯周病にかかっている、もしくは予備軍であるという調査結果もあります。
自分は症状がないからと安心はできません。
歯周病は、初期は自覚症状があまりないので、気づかないうちに進行していきます。わかったときにはかなり症状が進んでいることもめずらしくありません。
「むし歯」にも注意！
歯周病に次いで、歯を失う原因に「むし歯」が挙げられます。
むし歯は悪くなった部分を削り、歯科素材で埋める治療が行われますが、削る部分が大きくなり過ぎると抜歯しなければいけなくなることがあります。
また、むし歯が進行すると歯質が溶けていき、重度になると神経にまで達して神経が死んでしまいます。
神経が死んでしまった歯は弱くもろくなり、割れてしまうと抜歯に至ることもあります。
むし歯の治療が完了しても、被せ物の下でむし歯が再発するという可能性があります。
治療が終わっても、お口の健康を維持してご自分の歯を守りましょう。
もし歯を失ったら、すぐに機能を回復する治療を
歯周病やむし歯などで歯を失ってしまったら、すぐに治療することが大切です。
歯がないまま放置していると、食事など日常生活に支障が出てしまいます。
また、かみ合わせが悪くなって身体全体のバランスが崩れ、肩こりや頭痛が起こることも。
歯の機能を回復するための治療には、おもに「インプラント」「入れ歯」「ブリッジ」の3種類があります。
郡山市にある「北見歯科医院」は、この中でもインプラント治療に力を入れています。
インプラントは機能も見た目も天然の歯に近い義歯で、食事や会話も違和感なくいつも通りの生活を送ることができます。
ご興味のある方は、お気軽にご相談ください。