インプラントができないと言われた! 骨が足りないときの治療
皆さま、こんにちは。
郡山市安積町にある「北見歯科医院」です。
インプラント治療をするためには、埋め込む人工歯根を支えられるだけの十分な骨の量と厚みが必要です。
「インプラントをしたかったのに、骨の量に問題があってできないと言われた」という方もあきらめないでください。
骨の量や厚みが足りなくても、当院は骨の土台をつくるための「骨造成」を施してインプラント治療を可能にできるかもしれません。
上顎の骨の厚みを増やす「サイナスリフト」
インプラントを希望する際、顎の骨の量や厚みを十分な量まで増やすことを「骨造成」といいます。
上の歯の骨の厚みが足りないときは、「サイナスリフト」という骨造成術を行います。
上顎洞という空洞部分の横の骨に穴を開け、人工骨を流し込んで縦方向に骨の厚みを増やします。
骨の厚みが3mm以下など、非常に薄い方に向いている治療です。
こうすることで、長さのあるインプラントを埋めても耐えられる骨の厚みを得ることができます。
インプラントを埋め込む前に行う場合と、埋め込むときに同時に行う場合があります。
インプラント埋入時に骨の厚みを増やす「ソケットリフト」
ソケットリフトも、上顎の骨が足りないときに行います。
骨の厚みが4~5mmほど残っている方におすすめで、サイナスリフトよりも身体的な負担が少ない方法です。
インプラントを埋め込む穴を開けたときに上顎洞の粘膜を奥に押し上げ、広げた部分に人工骨を流し込んで厚みを増やします。
骨の再生を促す「GBR」
骨の表面を覆う薄い膜と内部の間には、新しい骨が再生しやすい環境があります。
これを利用して、不足している骨の部分に人工骨や患者さまから採取した骨を入れ、特殊な人工膜で覆って骨の再生を促す方法を「GBR」といいます。
インプラントを埋入するときに同時に行い、治療後は安静にして骨の再生とインプラントの結合を待ちます。
郡山市にある歯医者「北見歯科医院」は、できる限りご希望に沿ったインプラント治療をするように努めています。
骨の量が不足している方には、カウンセリングと精密検査によって、適切な骨造成を含めた治療計画をご提案します。
歯を失って時間が経過している方は、顎の骨の量が著しく少なくなっている可能性もあります。当院はそのような骨の量が少ない症例も数多く経験してきました。
インプラント治療ができるかどうかのご相談も含めて、どんなことでもご相談ください。